令和4年 7月 稽古日のお知らせ
*7月 稽古日のお知らせ*
*茶道教室 7月
・水曜日 6日、13月、20日 12時〜16時 / 18時〜22時
・日曜日 3日、 10日、17日 12時〜17時
* 各時間1時間前より準備の稽古が出来ます。
*今月は「朝茶」の準備期間です。稽古時間に試作・庭の手入れをしますので、ご協力をお願いいたします。
*華道教室 7月
・水曜日 6日、13月、20日 12時〜22時
・土曜日 2日、9日、16日 12時〜17時
* 上記茶道教室の時間に茶室での華道稽古は可能です、ご相談ください。
*田無教室の『茶道体験』は 一名様 お菓子、水屋料込みで3000円、
『華道体験』は 一名様、花代別で3000円と致します。
現在「見学のみ」は承っておりませんので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
・吉祥寺「ドスガトス」華道教室 日時は相談可能・要予約
現在、金曜日の11時から開催可能です。直接相談してください。
「ドスガトス」は、スペイン料理店です。この店の一角をお借りして華道教室を開催します。初心者から優しく指導しています。このHP「連絡フォーム」よりお申し込みください。 吉祥寺華道教室 1回 3500円+花代(約1300円〜)
ドスガトスH.P.→ https://www.dosgatos.jp
日々の稽古や、生徒の作品などをF.B.とInstagramにアップしています。
https://www.facebook.com/茶道教室-華道教室-438381252917488/
https://www.instagram.com/sado_kado_ritsuko/
是非ご覧ください。
youtube更新しています。
毎月1日 公開。
更新は月一回程のペースですが、どうぞゆっくりとお楽しみください (笑)
宜しければ、「チャンネル登録」を、お願い致します。
西武新宿線沿い 西東京市 田無駅より徒歩11分の表千家茶道教室・池坊華道いけばな教室 蓮心会 高森 梨津子
令和4年 6月 稽古日のお知らせ
*6月 稽古日のお知らせ*
*茶道教室 6月
・水曜日 1日(5月分)、8日、15月、22日 12時〜16時 / 18時〜22時
・日曜日 5日、 19日、26日 12時〜17時
* 各時間1時間前より準備の稽古が出来ます。
*華道教室 6月
・水曜日 1日(5月分)、8日、15月、22日 12時〜22時
・土曜日 4日、11日、18日 12時〜17時
* 上記茶道教室の時間に茶室での華道稽古は可能です、ご相談ください。
*田無教室の『茶道体験』は 一名様 お菓子、水屋料込みで3000円、
『華道体験』は 一名様、花代別で3000円と致します。
現在「見学のみ」は承っておりませんので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
・吉祥寺「ドスガトス」華道教室 日時は相談可能・要予約
現在、金曜日の11時から開催可能です。直接相談してください。
「ドスガトス」は、スペイン料理店です。この店の一角をお借りして華道教室を開催します。初心者から優しく指導しています。このHP「連絡フォーム」よりお申し込みください。 吉祥寺華道教室 1回 3500円+花代(約1300円〜)
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* 池坊展のお知らせ
5月25日〜30日の6日間、二日づつ3期。
日本橋三越本店 本館7階 催事会場
今年のテーマは『和と美』聖徳太子千四百年 大遠忌記念。
紫雲山頂法寺 六角堂。聖徳太子が創建したこの寺では、
代々の住職は朝夕仏前に花を手向け、それが時代を経ていけばなとなりました。
「和を以って貴しとなす」
この “和の精神” は「他を生かしてともに生きる」という、
多様性を尊ぶ池坊いけばなのあり方を形作っています。
先人たちが受け継ぎ、磨き上げてきた和と美のこころ。
今に伝わる技と心をお楽しみください。
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youtube更新しています。
毎月1日 公開。
更新は月一回程のペースですが、どうぞゆっくりとお楽しみください (笑)
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令和年5月稽古日のお知らせ
*5月 稽古日のお知らせ*
*茶道教室 5月
・水曜日 18日、25日、6月1日 12時〜16時 / 18時〜22時
・日曜日 15日、 22日、29日 12時〜17時
* 4日(祝)は、庭の手入れをします。
* 各時間1時間前より準備の稽古が出来ます。
*華道教室 5月
・水曜日 18日 、25日、6月1日 12時〜22時
・土曜日 7日、14日、21日 12時〜17時
* 上記茶道教室の時間に茶室での華道稽古は可能です、ご相談ください。
*田無教室の『茶道体験』は 一名様 お菓子、水屋料込みで3000円、
『華道体験』は 一名様、花代別で3000円と致します。
現在「見学のみ」は承っておりませんので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
・吉祥寺「ドスガトス」華道教室 日時は相談可能・要予約
現在、月に数回 金曜日の11時から開催しています。
「ドスガトス」は、スペイン料理店です。この店の一角をお借りして華道教室を開催します。初心者から優しく指導しています。このHP「連絡フォーム」よりお申し込みください。 吉祥寺華道教室 1回 3500円+花代(約1300円〜)
ドスガトスH.P.→ https://www.dosgatos.jp
日々の稽古や、生徒の作品などをF.B.とInstagramにアップしています。
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是非ご覧ください。
youtube更新しています。去年2020年9月に開催した「秋の茶事」のドキュメント の最終回です。
毎月1日 公開で予定。
更新は月一回程のペースですが、どうぞゆっくりとお楽しみください (笑)
宜しければ、「チャンネル登録」を、お願い致します。
西武新宿線沿い 西東京市 田無駅より徒歩11分の表千家茶道教室・池坊華道いけばな教室 蓮心会 高森 梨津子
令和4年 4月の稽古日と、華展のお知らせ
*4月 稽古日のお知らせ*
*茶道教室 4月
・水曜日 6日、13日、20日 12時〜16時 / 18時〜22時
・日曜日 3日、 10日、17日 12時〜17時
* 3・6日、11時から利休忌を開きます。
利休の遺徳を偲ぶ大切な行事です。
供茶、七事式、茶懐石のについての話をします。
* 各時間1時間前より準備の稽古が出来ます。
*華道教室 4月
・水曜日 13日、20日 12時〜22時
・土曜日 2日、9日、16日 12時〜17時
* 上記茶道教室の時間に茶室での華道稽古は可能です、ご相談ください。
*田無教室の『茶道体験』は 一名様 お菓子、水屋料込みで3000円、
『華道体験』は 一名様、花代別で3000円と致します。
現在「見学のみ」は承っておりませんので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
第89回 池坊東京連合支部いけばな池坊展のお知らせ
会期:2022年 3月20日〜30日 二日間づつ5期
展覧時間:20.23.25.27.29日 10時半〜16時半(最終入場 16時)
21.24.26.28日 10時半〜14時半(最終入場 14時)
会場:上野・東京都美術館
入場料:前売券 400円 当日券 500円(税込)
私は、3次の25、26日に 特別席 2番 に「紫雲」の花器に逆勝手の生花を出瓶します。私の社中は、4次 に一般席 147番に出瓶します。
ぜひご覧ください。
・吉祥寺「ドスガトス」華道教室 日時は相談可能・要予約
現在、月に数回 金曜日の11時から開催しています。
「ドスガトス」は、スペイン料理店です。この店の一角をお借りして華道教室を開催します。初心者から優しく指導しています。このHP「連絡フォーム」よりお申し込みください。 吉祥寺華道教室 1回 3500円+花代(約1300円〜)
ドスガトスH.P.→ https://www.dosgatos.jp
日々の稽古や、生徒の作品などをF.B.とInstagramにアップしています。
https://www.facebook.com/茶道教室-華道教室-438381252917488/
https://www.instagram.com/sado_kado_ritsuko/
是非ご覧ください。
youtube更新しています。引き続き去年2020年9月に開催した「秋の茶事」のドキュメント です。
毎月1日 公開で予定。
更新は月一回程のペースですが、どうぞゆっくりとお楽しみください (笑)
宜しければ、「チャンネル登録」を、お願い致します。
西武新宿線沿い 西東京市 田無駅より徒歩11分の表千家茶道教室・池坊華道いけばな教室 蓮心会 高森 梨津子
令和4年 初釜報告
新型コロナウィルスの感染が流行しはじめてから、丸2年が経ちました。終息にはまだもう少しかかりそうですね。
3年目、令和4年の今年も感染症対策をしながら、初釜を無事に開催することができました。今日はその報告をしたいと思います。

さて、皆さんは茶事を開くにあたって、亭主は最初にどんな仕事をすると思いますか?
茶事はいろいろな、目的があります。

亭主である私は、開催する茶事の目的に合わせて「テーマ」を決めて、道具組を考えることからはじめます。とは言っても道具はたくさんありますよね。
私の場合、「掛物を何にするか」、から考え始めることが多いです。
本席の掛物、寄付きの掛物、玄関の色紙や短冊・・など イメージを膨らまして空想していくうちに、少しずつ全体のストーリーができあがっていきます。
今回のテーマは一年の始まりを寿ぐ「初釜」。
今年もコロナ禍で参加できない生徒もいましたので、掛物については その生徒たちのことを心に思いを巡らせつつ悩んでいました。
清んだ川の流れは絶え間なくなく流れている」ことを、禅語で「清流間断無(せいりゅうにかんだんなし)」というのですが、これは「絶え間ない修行の大切さ」を尊重している私の想いを伝えている禅語です。
今年の初釜も、こんな私の思いを理解してくれている生徒たちが、決して無理をせず、できる限りの範囲で茶事を開き続けたい、という思いを込めて開く初釜なので、「おめでたい」とただ祝うだけではなく、“ 新年を寿ぐ気持ちをじっくりと全身で味わいたい ” と深く思いました。
そこで今年の掛物は「閑坐聴松風(かんざしてしょうふうをきく)」にしようと決めました。
この言葉は、私が稽古をはじめた頃に先生がよく掛けられていて、初めて先生の茶室をお借りして私が友人を招いて茶道のワークショップを開いたときも、掛かっていたのがこの言葉でした。
先生から、そのとき『ただ座って、茶釜の湯の沸く音、松風を聞く。という意味よ。』と教えられました。
釜の湯が沸くときに、釜の内底に取り付けられた「鳴鉄(なりがね)」という薄い鉄片が、釜の煮えた時になる音を、松林を吹き抜ける音に似ているとして「松風(しょうふう)」といわれます。
静かな茶室で鳴る松風が耳に聞こえてくると、本当に松林を吹き抜ける風がイメージできます。
『閑坐聴松風』。この言葉が好きで、瑞峯院 前田昌道老師の書かれた一行を持っているのですが、数年前 縁があり「表千家 十三代 即中斎筆、十四代 而妙斎が箱書き」の一行物を入手したので、この掛物をお披露目することにしました。

これを機に、この言葉を改めて調べてみると、先生にお聞きして 私が想像していたよりもずっと深い意味があることに気づきました。
『林間松韻 石上泉声
静裡聴来 識天地自然鳴佩』
松風の音を通して「天地の鳴佩」、宇宙の大生命の息吹を聞き
それを合一する堺に 遊ぶこと。
「単に肉の耳で聞くにとどめず、心の耳で聽き、肝でよく味わって しみじみと聴く。」
このコロナ禍、色々な情報が飛び交い、何が正しいのか、どうすれば良いのか、分からなくなってしまうことがあります。
この言葉の意味を深くかみしめ、「こんなときだからこそ、情報に左右させられることなく、皆で一緒に静かな気持ちで今を乗り切りましょう」という、私からのメッセージを込めました。
さて、ではお客様が家に入ってすぐの玄関には何を掛けましょう?
茶道の世界では2月は「春」。今年は 寅年ですから、同じ干支に書かれた短冊がないかと探してみると… ありました!
24年前の「戌寅」に尋牛斎がかかれた短冊、
『幽鳥報賀音(ゆうちょうがいんをほうず)』。
「静かな山奥深く住む鳥が、めでたい知らせを報ず(運んでくる)。」
「梅梢舒瑞気(ばいしょうずいきをのべる)」という大燈国師語録の対句です。
では、寄付は思いきりおめでたい掛物を…と、『瑞色』と銘じられた掛物に決めます。
丸山慶祥が描いた可愛らしい紅梅人形図に、即中斎が「献春」と画賛した実に華やかな掛物です。

今までの初釜は、広間や小間の演出をし、「前茶(先にメインである濃茶をいただき、その後に茶懐石をゆっくりいただく)」で開いていましたが、
今年はなるべく密にならず、サラサラと時間をかけないようにしようと思い、朝茶と同じ「続き薄茶」のスタイルで開催することに決めました。
終始広間での開催ですので、お客様のディスタンスも確保できます。

では、広間での炭点前になるので、広間で最も改まったときに使用する炭斗である「炭台」に。
羽箒は「黒鷲」。今まで広間で飾っていた「フリフリ香合」も実際に使用し、お披露目することができます!

棚は、「紹鴎棚」。利休の師匠、武野紹鴎が好んだ棚と言われています。
利休以前の茶の湯の世界が垣間見られる華やかな大棚です。


炭がおき、湯の沸く間に「懐石」をいただきます。

主菓子は、表千家大道の「常盤饅頭(ときわまんじゅう)」。


茶杓は 尋牛斎が嵯峨の竹を持って作られた「松風」。
せっかくですので、お濃茶をいただく主茶碗と、お薄用の茶碗を変えましょう。

今回は初お披露目のお道具が九品ほどありました。
短冊、掛物、羽箒、紹鴎棚、唐銅の捻梅水指と、香合。
茶器の「高台寺蒔絵」、川端近左作、宗完宗匠の花押があります。
蓋置も千家十職の一人「永楽善五郎」作、「二彩」。目が覚めるよう美しいトルコブルー。
薄茶碗の「乾山写、老松」、杣山焼 です。
社中と作った茶懐石の献立も記しておきましょう。
緑色の利休梅のお皿の上に
・お赤飯
・鯛塩焼き
・海老芋揚げ
・鮭昆布巻き
・菜の花と松の実の白和え
・蓬麩
・黒豆の松葉刺し
・慈姑
・沢庵、柴漬
同じ小皿に、平目の菜種まぶし

茶懐石のメインである煮物椀は、蓮入海老真薯。

小吸物は、自家製の日本酒漬け梅と、香せん(道明寺粉)あられ。
そして、八寸は、蒸し鮑と蕗の味噌漬け。

漬物以外は 全て自分たちで作り、なかなか手前味噌で言い難いのですが…
本当に、美味しくできました!
レシピも書いておきたいところですが、これ以上長くなってしまうと いつまで経ってもアップできないので諦めます(笑)。
今回、「続き薄茶」のスタイルにして、大正解!
11時席入り、密にならず長時間にならず、でも華やかに。正月らしく書初めもして 16時にはお開きとなりました。
今年の初釜では、前日に突然高熱がでた方、同じく子供さんに高熱が出て…と 正に「今どき」らしいアクシデントがありました。幸い二人とも何ごともなく後日復帰しました。
「こうして毎年同じことを繰り返せるということ自体が、実は 奇跡なのだ」ということにあらためて、気付かされました。
茶事を開くための準備の大切さや大変さもいつか、書かねばなりませんね。今回は写真だけに。


このブログを書いている間に、ロシアのプーチン大統領がウクライナへの侵攻。
この信じられない事態にショックを受けましたが、報道を知った直後の「能」の発表会では「平和」への祈りを込めて一心に務めました。
文化の無力は感じたくない。
「文化」は平和の象徴。
毎日を丁寧に、大切に過ごしていきたいと思います。
令和4年 3月稽古日のお知らせ
*3月 稽古日のお知らせ*
*茶道教室 3月
・水曜日 2日、9日、16日 12時〜16時 / 18時〜22時
・日曜日 6日、 13日、20日 12時〜17時
* 各時間1時間前より準備の稽古が出来ます。
*華道教室 3月
・水曜日 2日、9日、16日 12時〜22時
・土曜日 5日、12日、19日 12時〜17時
* 上記茶道教室の時間に茶室での華道稽古は可能です、ご相談ください。
*池坊東京連合支部 いけばな池坊展 開催のお知らせ
・期間: 3月20日から30日、5期
・会場:上野東京都美術館
初日は、10時30分〜16時30分 (入場は16時まで)、二日目は、10時30分〜14時30分 (入場は14時まで)ですので、ご注意ください。
・私の出瓶は、3期の25日(金)、26日(土)。 特別席 ② にて「紫雲」という花器で「生花・逆勝手」を生けます。
前売り券は 400円。招待券もあります。ご希望の方は直接お尋ねください。
*田無教室の『茶道体験』は 一名様 お菓子、水屋料込みで3000円、
『華道体験』は 一名様、花代別で3000円と致します。
現在「見学のみ」は承っておりませんので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
・吉祥寺「ドスガトス」華道教室 日時は相談可能・要予約
現在、月に数回 金曜日の11時から開催しています。
「ドスガトス」は、スペイン料理店です。この店の一角をお借りして華道教室を開催します。初心者から優しく指導しています。このHP「連絡フォーム」よりお申し込みください。 吉祥寺華道教室 1回 3500円+花代(約1300円〜)
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youtube更新しています。引き続き去年2020年9月に開催した「秋の茶事」のドキュメント です。
毎月1日公開で予定です。
更新は月一回程のペースですが、どうぞゆっくりとお楽しみください (笑)
宜しければ、「チャンネル登録」を、お願い致します!
西武新宿線沿い 西東京市 田無駅より徒歩11分の表千家茶道教室・池坊華道いけばな教室 蓮心会 高森 梨津子
令和4年 2月稽古日のお知らせ
*2月 稽古日のお知らせ*
*茶道教室 2月
・水曜日 9日、16日、23日 12時〜16時 / 18時〜22時
・日曜日 13日、 20日 12時〜17時
* 各時間1時間前より準備の稽古が出来ます。
*華道教室 1月
・水曜日 9日、16日、23日(祝) 11時〜22時
・土曜日 5日、19日、26日 12時〜17時
* 上記茶道教室の時間に茶室での華道稽古は可能です、ご相談ください。
*2月27日(日)に、東川先生の社中の発表会「春の能会」を開催します。
・場所・場所:川崎能楽堂 13時半〜16時 観能無料
・蓮心会社中による添釜も開きます。お菓子とお抹茶をお楽しみください。
詳しくは直接お尋ねください。
*田無教室の『茶道体験』は 一名様 お菓子、水屋料込みで3000円、
『華道体験』は 一名様、花代別で3000円と致します。
現在「見学のみ」は承っておりませんので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
・吉祥寺「ドスガトス」華道教室 日時は相談可能・要予約
現在、月に数回 金曜日の11時から開催しています。
「ドスガトス」は、スペイン料理店です。この店の一角をお借りして華道教室を開催します。初心者から優しく指導しています。このHP「連絡フォーム」よりお申し込みください。 吉祥寺華道教室 1回 3500円+花代(約1300円〜)
ドスガトスH.P.→ https://www.dosgatos.jp
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youtube更新しています。引き続き去年2020年9月に開催した「秋の茶事」のドキュメント その③です。
2月1日公開で予定です。
更新は月一回程のペースですが、どうぞゆっくりとお楽しみください (笑)
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西武新宿線沿い 西東京市 田無駅より徒歩11分の表千家茶道教室・池坊華道いけばな教室 蓮心会 高森 梨津子
令和3年「朝茶事」報告完結編(2)
あっという間に年末、クリスマスの季節になりました。今年中に今年の夏に開催した「朝茶事」の報告をしなくては、直ぐに「初釜」の準備に追われてしまいます。(笑)茶懐石からでしたね。
最近、蓮心会のYouTubeで「2020年の秋の茶事」のダイジェストライブ映像を配信しています。併せてご覧いただけると嬉しいです。
さて、令和3年(2021)の「朝茶事」の献立は、
・扇面物相型に 新生姜と玉蜀黍の炊き込みごはん、自家製のゆかりを散らして
・鮎の一夜干し
・石川小芋に、胡麻餡をのせて
・オクラ、蓮根、胡瓜、コリンキー、赤パプリカの煮こごり
・和歌山、雑賀崎の小海老
・翡翠茄子、梅肉和え
・琵琶卵
・大根柚子漬
・山芋赤酢漬
を、盛り付けました。

煮物椀は、枝豆入簀巻豆腐。越後湯沢の舞茸、冬瓜、青柚子を添えて。


小吸い物は、茗荷とのし梅。
八寸は、和歌山 雑賀崎の鱧と、味噌漬けしたアスパラガス。

白湯をお出しし、主菓子は「玉の露」。

茶懐石のお食事の次は、茶事のメイン「濃茶」です。



お花は、波多野善蔵さんの鏢の形の花入れに「唐糸草」と「節黒仙翁」の白。

早朝の露地に、可愛いお客様が・・

夏に開く「朝茶」は、暑い夏の日差しが射す前の早朝に開く茶事です。
その昔は、早朝4〜5時から8〜9時頃に開かれていたと聞きます。
夏の涼を楽しむために「続き薄茶」というスタイルで、「濃茶」をいただいた後に「後炭」を省略して「薄茶」をいただきます。
「炭点前」→「茶懐石」→「濃茶」のあと、続いて「薄茶」となるわけです。
茶事はふた時、約四時間。蓮心庵では、朝7時席入り、正午までにはお開きになります。
夏で暑いからと何もしないのではなく、そんな暑い時も楽しむ茶人のセンス。
素敵ですよね。
では、みなさま、良いお年をお迎えください。
令和4年 一月稽古日のお知らせ
*1月 稽古日のお知らせ*
*茶道教室 1月
・水曜日 5日、12日、19日 12時〜16時 / 18時〜22時
・日曜日 10日(祝)、 16日、23日 12時〜17時
* 各時間1時間前より準備の稽古が出来ます。
・19日(水)昼、22日(土) 、23日(日)は、庭の手入れなど初釜の準備をします。
* 29日(土)、30日(日)に「初釜」を開催します。
新しい一年寿ぐ初釜です。一汁三菜の本懐石を作り、濃茶を先に戴く「前茶」のスタイルの茶事です。初心者の方も参加出来ます。
詳細は直接お尋ねください。
*華道教室 1月
・水曜日 5日、12日、19日 11時〜22時
・土曜日 8日、15日、22日 12時〜17時
* 上記茶道教室の時間に茶室での華道稽古は可能です、ご相談ください。
*田無教室の『茶道体験』は 一名様 お菓子、水屋料込みで3000円、
『華道体験』は 一名様、花代別で3000円と致します。
ご理解くださいますようお願い申し上げます。
・吉祥寺「ドスガトス」華道教室 日時は相談可能・要予約
現在、月に数回 金曜日の11時から開催しています。
「ドスガトス」は、スペイン料理店です。この店の一角をお借りして華道教室を開催します。初心者から優しく指導しています。このHP「連絡フォーム」よりお申し込みください。 吉祥寺華道教室 1回 3500円+花代(約1300円〜)
ドスガトスH.P.→ https://www.dosgatos.jp
日々の稽古や、生徒の作品などをF.B.とInstagramにアップしています。
https://www.facebook.com/茶道教室-華道教室-438381252917488/
https://www.instagram.com/sado_kado_ritsuko/
是非ご覧ください。
youtube更新しています。10回目は引き続き去年2020年9月に開催した「秋の茶事」のドキュメント その②です。
12月30日の夕方18時公開です。
更新は月一回程のペースですが、どうぞゆっくりとお楽しみください (笑)
宜しければ、「チャンネル登録」を、お願い致します!
西武新宿線沿い 西東京市 田無駅より徒歩11分の表千家茶道教室・池坊華道いけばな教室 蓮心会 高森 梨津子
令和3年 朝茶の報告 その①
今年、令和3年(2021年)は7月31日(土)と8月1日(日)に、「朝茶」を開催しました。
去年はコロナの影響で稽古をお休みしていたこともあり、いちもより1ヶ月遅い9月に「秋の茶事」を行いましたが、今年は真夏の早朝の涼を愉しむ 8月の「朝茶」に戻しての開催でした。
茶事というのは、いつ、なんどきに開いても良いのですが、準備にとても手間がかかるので、私の蓮心庵では正月を寿ぐ「初釜」と夏の「朝茶」の2回を基本としています。
今年は4年に一度のオリンピックの祭典が開かれていますが、「茶事」は私たちにとっても半年に一度開催される「オリンピック(祭典)」のような行事なのかもしれません。普段、稽古してきたことの集大成をそれぞれの段階に応じて発揮できますからね。
それにしても年々 暑さが厳しく感じるのは私だけではないと思います。稽古の準備中も滴る汗を拭いながら「水浴びをしたい」という欲求を絶えず感じていた私・・・。何をしても暑い。ならば、それさえも楽しんでしまおう!と、今年のテーマは「滝」と「水」に… 自然に決まりました。
空を見上げるともくもくと湧く入道雲。風でどんどん変わって龍のように見えたり、金魚のように見えたり‥これも夏の醍醐味。見飽きることはありません。

そこで、玄関に『夏雲多奇峰(かうん きほう おおし)』という短冊を掛けました。尋牛斎宗筆です。
春水満四澤 春は雪解け水があちこちの沢を満たす
夏雲多奇峰 夏は多くの雲が奇妙な嶺に似た形を作る
秋月陽明輝 秋は月が明るく輝き中天にあがる
冬嶺秀孤松 冬は嶺に独り立つ松の姿が際立つ
これは 中国 宋の詩人陶淵明(とうえんめい)作の漢詩が原典で春夏秋冬を詠んでいます。とても美しい詩ですね。
これを、さらに『禅』的に読み解くと・・私たちの「人生」や「感情」にも当てはまるから凄いのです。
『いっ時の辛い時や苦しい時、悲しいこと、怒りに震えることががあったとしても、季節が巡るようにいつか過ぎ去り、同じところにとどまってはいない。』
たとえ今ある状況が どん底だと思っても、『ずっとそこには留まってはいないよ。必ず四季と同じように巡って行くから 前を向いて歩いて行こう!』と、励ましてくれるようにも感じます。
『ものごとは、一方からだけでは真実は見られない。』という禅的視点を学ぶことができることが、わたしにっとて茶道の魅力の大きな一つです。
さて、「寄付き」に今回のテーマである『滝 直下三千丈』大徳寺派 宗鏡寺の雪尾 要道和尚一行。宗鏡寺は沢庵和尚ゆかりの寺だと聞きました。

目の前に落ちる滝を感じることで、皆さんの心も洗われたかな?
お客様は 露地草履に履きかえ、寄付きから「露地」へ。

席入りし、お客様と亭主がここで初めてご挨拶をします。床の間には掛物のみが掛けてあります。
『雲収山嶽青 (くも おさまりて さんがく あおし) 』
これは『古尊宿語録』にある言葉。
『恁麼(いんも)ならば則ち 日出(ひい)でて 乾坤(けんこん)輝き、雲収まりて山岳青し。』
「… 朝になって夜が明け太陽が昇ると、万物がその光を受けて生き生きと精彩を放ち、世界が明るく輝く。
雲が消え去り、青々とした山が見えてきた。」
はい。これも勿論、禅的な解釈ができます。
山を『仏性』、雲を『煩悩』。 想像してみてくださいませ。
私は、今回「この感染症の不安が収まり、晴れやかな日常がおくれる日が戻りますように」という想いで選びました。
「大徳寺48世 宙宝宗宇筆 12代 惺斎宗匠」の箱書きがあります。素晴らしい文言です。

「茶事」のメインは「濃茶です」。ですから、そのお濃茶を美味しく召し上がっていただくために、まず炭でお湯を沸かします。そのために、お客様の目の前で炭を注ぐ。このオープニングとも言える儀式を主客一緒に楽しむ。それが「炭点前」です。
炭斗は利休好みの 油竹網代。利休好みのものは全て見飽きることのない、流行のない、そして使用するたびに味わいが深くなります。
430年以上前から清流が間断なく流れるように、脈々と伝えられ「今」に続いていると思うと改めて利休さまの審美眼に感動します。
炭点前の時の最大の楽しみが「香合」。
今年は竹で出来ている「月形」の香合。側面に源氏車と観世水の蒔絵があり、蓋を開けるとお香を入れる部分が「月」の文字に見立てた銀の縁になっている。この月という文字のデザインは、あの桂離宮の襖の手がかりに使われている意匠と同じもの。私も桂離宮でそれを見たときは『私の香合と一緒!』と感動しました。久しぶりのお目見え。京都の高野竹工さんの不窮斎さんの作品です。
炭点前の後は、「茶懐石」。「濃茶」はとても美味しいのですが、空腹でいただくのは胃に優しくありませんので。お濃茶を一番美味しく頂いてもらうための素敵な順番です。
七時席入りから約一時間強。ちょうど、朝ごはんの時間です。
茶懐石は、社中が私の教授職受理のお祝い茶事を開いてくれてから、懐石を全て自分たちで作るようになりました。
新型コロナの流行から「吸物八寸」のスタイルにして、これも数を重ねるごとに「このスタイルもいいね!」と思います。試作を重ねる度、自信もついてきます。
暑い中、庭の手入れも、懐石の仕込みも、社中が協力してくれました。
全てを報告するには、長くなりすぎますので今回はここまで。次回は茶懐石からの報告をさせていただきます。
少し時間がかかりますが、気長にお待ちくださいませ。
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