いけばなの根源 池坊いけばな展
2015年9月11日 Category: 華道のお知らせ
日本橋三越にて開催された いけばな池坊展、お陰さまで 想像を超えるほどの大盛況でした!
池坊の本年のテーマは『花逍遥』。逍遥とは、「気ままにあちこち歩きまわること」。
そのテーマにそって、草木に豊かな恵みを与えてくれる、「風」、「光」、「水」、「土」の
コーナーが設けられ、各コーナーそれぞれで作者の趣旨を楽しめる企画になっていました。
私のコーナーは「水」。
あらゆる生命の源、水
花もまた、水なくては生きられない
いま私たちは高度な文明の中で、さまざまな便利な物に囲まれてく暮らしている
栓をひねれば、水は水道からほとばしる 便利だからこそ、自然の複雑な営みによって
もたらされる 一滴であることを わすれないようにしたい
そんな「水」への想いを、私は『滝の雫』としてイメージ。
雲が雨となり、山へ落ち、滝となり、河へ流れ海へとつづく。
山の奥、ほとばしる自然の恵みを受けとめる滝の雫の風景を想像しながら制作しました。
苔むした流木にキラキラ光る、水しぶきを感じていただけたら嬉しいです。
ネリネの花を主役にしましたが、2日とも届いたネリネのイメージが異なったので、
それぞれの花を生かすことを考えて、少し変えて生けてみました。
初日のネリネは満開だったので低く抑えて。2日目のネリネは蕾だったので高く舞い上がるように。
まったく表情が変わりました。華展は、色んなドラマがあり、気が抜けませんが、楽しいです。
皆さんは、どちらの作品が好きですか? 良かったら、感想を聞かせて下さい。
西武新宿線沿い 西東京市 田無駅より徒歩11分の表千家茶道教室・池坊華道いけばな教室
蓮心会 高森 梨津子
池坊の本年のテーマは『花逍遥』。逍遥とは、「気ままにあちこち歩きまわること」。
そのテーマにそって、草木に豊かな恵みを与えてくれる、「風」、「光」、「水」、「土」の
コーナーが設けられ、各コーナーそれぞれで作者の趣旨を楽しめる企画になっていました。
私のコーナーは「水」。
あらゆる生命の源、水
花もまた、水なくては生きられない
いま私たちは高度な文明の中で、さまざまな便利な物に囲まれてく暮らしている
栓をひねれば、水は水道からほとばしる 便利だからこそ、自然の複雑な営みによって
もたらされる 一滴であることを わすれないようにしたい
そんな「水」への想いを、私は『滝の雫』としてイメージ。
雲が雨となり、山へ落ち、滝となり、河へ流れ海へとつづく。
山の奥、ほとばしる自然の恵みを受けとめる滝の雫の風景を想像しながら制作しました。
苔むした流木にキラキラ光る、水しぶきを感じていただけたら嬉しいです。
ネリネの花を主役にしましたが、2日とも届いたネリネのイメージが異なったので、
それぞれの花を生かすことを考えて、少し変えて生けてみました。
初日のネリネは満開だったので低く抑えて。2日目のネリネは蕾だったので高く舞い上がるように。
まったく表情が変わりました。華展は、色んなドラマがあり、気が抜けませんが、楽しいです。
皆さんは、どちらの作品が好きですか? 良かったら、感想を聞かせて下さい。
西武新宿線沿い 西東京市 田無駅より徒歩11分の表千家茶道教室・池坊華道いけばな教室
蓮心会 高森 梨津子