蓮心 表千家茶道教室 池坊いけばな華道教室

西武新宿線沿い西東京市田無駅より徒歩11分の表千家茶道・池坊華道教室

「仲秋の名月」と、「後(のち)の月」

2019年9月15日 Category: その他のお知らせ

 中国から伝来したお月見の日、旧暦8月15日。空が高く、芒や秋草が咲く夜空に月が最も美しく感じられる季節です。

残暑厳しい昨今でしたが、旧暦では 8月下旬から10月上旬が秋。その丁度真ん中なので「仲秋の名月」と呼ばれているそう。今年は9月13日、存在感のある素晴らしい名月を望めることができましたね。皆さんも夜空を見上げましたか?

中国では、月餅のお菓子を家族で食しお祝いするそうで、最近は ピクニックをして外でお月見を楽しむとも聞きました。
日本では秋草を飾り、月見団子や里芋・果物類などを供えて鑑賞する習わし。これも関西と関東で多少違いがあるようで、江戸の団子は丸型、関西では先が尖った小芋型だとか。

どうやら 里芋は、一株で小芋、孫子と際限なく増えることから、子孫繁栄の縁起物とされていて、古くから種々の祝い事に用いられていたそう。私は師匠から『その昔、食べ物で一番丸い形が里芋だったから。』と 聞きました。里芋を蒸して「衣かつぎ」にして供えていたのかな‥?

さて、お茶席では『名月』という名の里芋を模したお菓子を頂きます。

まさに、『芋名月』ですね。

さて、中国から入ってきた風習「十五夜」から一ヶ月後の旧暦九月十三日に「十三夜」を愛でる日本独自の月見の風習ががあるのをご存知ですか?
『後(のち)の月』といって今年は新暦の10月11日。

十三夜の月の形に因んで『栗名月』、地方により『豆名月』とも云います。
九月に見た同じ場所から観て祝うことが大事で、両方みないと「片見(かたみ)月」といって「かたみ」にかけて忌み嫌われたそう。

「秋に二回、同じ場所で お月見をする」日本独自の風習・・?
 それは何故、なんの為か・・?


調べてみると、この時期は秋の収穫盛り。秋の実りを収穫する そんな大事な時に「土地を離れてはいけない」との戒めを、「観月」をするという風流な習慣として伝えるという日本人独特の遠回しな教えだとか。
先人の「自然」と「人間」のかかわり方は、なんとも豊かですね。

仲秋の名月は「十五夜」=芋名月=お団子15個
後(のち)の月は「十三夜」=栗名月=お団子13個

日本人らしい、粋なセンス。しかし これも沢山の諸説あり、その話を書いているとキリがないので 続きは稽古場で。

ん?やっぱり あなたも「月より団子?」

はい。食欲の秋、ですもんね〜(笑)

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蓮心会 高森 梨津子

 

令和元年 10月の稽古日のお知らせ

2019年9月13日 Category: 稽古日のお知らせ

*10月 稽古日のお知らせ*

*茶道教室 10月
・水曜日  9日、(16日天然忌)、23日、30日 18時〜22時
・日曜日  6日、13日 、20日 (天然忌)    12時〜18時
・月1回平日昼  日(水)  13時〜17時

* 10月16日水曜日、20日日曜日に『天然忌』を開きます。
 『天然忌』とは、表千家七代目 如心斎を偲ぶ会です。
如心斎は表千家 中興の祖といわれ、現在の家元制度を築き上げた方です。
江戸時代中期から、都市生活が発達し、茶の湯人口が増大するなか 利休の心を受け継ぎつつ新たな体制も確立した如心斎の業績は素晴らしいものだと思います。
「天然忌」では、如心斎に茶を供え、如心斎が新たな稽古法として考案した「七事式」の中から「且座」、「花寄せ」などの勉強をします。表千家を学ぶものとして欠かせない行事です。

*上記茶道教室の時間に茶室での華道稽古は可能です。ご相談ください。

*華道教室 10月
・水曜日  9日、16日、23日、30日(11月分) 18時〜22時
・日曜日  12日、19日 、26日     12時〜18時

 ・吉祥寺「ドスガトス」華道教室 日時は相談可能・要予約 10時半〜12時など

「ドスガトス」は、スペイン料理店です。この店の一角をお借りして華道教室を開催します。初心者から優しく指導しています。このHP「連絡フォーム」よりお申し込みください。
吉祥寺華道教室 1回 3500円+花代(約1200円〜)

ドスガトスH.P.
http://www.dos-gatos.com/conts/shop_info/index.html

* 表参道 「Wanokoto」 表千家茶道教室
・第二、第四 火曜日 11時半〜13時/13時半〜15時
  表参道教室は、私が管理できませんので、直接ワノコト表参道へご予約ください。
  WAnokotoサイト→ http://www.wanocoto.com/lesson/omotesenke-sado.html
  ご予約→ https://ws.formzu.net/fgen/S27680489

*『茶道体験』は 一名様 お菓子、水屋料込みで3000円。
 『華道体験』は 一名様、花代別で3000円と致します。
  ご理解くださいますようお願い申し上げます。

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蓮心会 高森 梨津子

 

令和元年「朝茶事」

2019年9月11日 Category: その他のお知らせ

令和元年の夏、早朝に涼を味わう茶事「朝茶」は、例年より少し早めに開きました。

水をうち、清められた露地。
客は、寄付きから露地草履に履き替え 茶室へ移動します。
露地には、煙草盆。『一服どうぞ』と亭主のおもてなしです。
煙草盆の火入れの火は、亭主が直前に作ります。

茶事のメインは「お濃茶」。なので 先ずは炭をつぎ、お湯を沸かします。「炭点前」です。炭斗は利休好みの油竹網代。今年の香合は、(かや)の木に “翡翠(カワセミ)” の絵が書かれた扇面。初夏の風を感じます。まだ薄暗い室内に、炭の燃える赤い火は 幻想的です。

炭が湧くあいだ、夏は一汁二菜の茶懐石。
茶懐石には必ず日本酒。酒の肴、八寸は「穴子白焼きとプチトマト浸し」。
茶懐石の最後に主菓子。「草の露」鶴屋八幡さんへ特注しました。
お菓子の後は一旦露地へ。広間で喚鐘(カンショウ)を鳴らし 後座席に案内。
我が家の朝茶は「後炭」を省略し、「続き薄」で濃茶と薄茶を点てます。
茶事の主目的である「濃茶」は、皆で一緒にいただきます。
干菓子は、末富製 琥珀「流水」打物「青楓」。表完さんの一葉盆へ。
今年は3名(男性2名・女性1名)が、茶事デビューしました。
茶事の最後は、亭主の無言のお見送りでお開きとなります。

茶事は、約四時間で行うのが理想とされています。茶道の普段の稽古は、この「茶事」の為の学びです。先ずは、良いお客様になれることを目指します。そのためには、招く側の勉強も必要ですよね?両方の立場や想いを主客共々、共有するわけです。素敵な世界と思いませんか?

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