令和7年 2月稽古日のお知らせ
*茶道教室 2月
・水曜日 5日、19日、26日 13時〜16時 / 18時〜22時
・日曜日 2日、9日、16日 12時〜17時
人数の都合で時間の変更もあります。直接お問い合わせください。
*華道教室 2月
・水曜日 5日、19日、26日 12時〜22時
・土曜日 1日、8日、15日 12時〜17時
* 上記茶道教室の時間に茶室での華道稽古は可能です、ご相談ください。
* 茶道・華道とも教室開講時間を明示しています。上記の時間内でご都合の良い時間に学ぶことができます。
*能の発表会
今年は、私が師事する能楽師、東川 尚史先生が主催する「尚月会」の十周年記念大会です。
日時:2月23日(日) 午前 11時始 4時半頃終演予定
場所:宝生能楽堂(JR飯田橋駅 東口・地下鉄都営三田線 A1)
蓮心会から3名出演する、「枕慈童」の連吟から始まり、
阿部櫻子さんの「船弁慶」を舞囃子、櫻子と私の素謡「半蔀」、私の仕舞も「半蔀」を舞います。
宝生流のお家元、宝生和英先生が地謡や後見にいらしてくださり、光宝会や、宝麗会、崇宝会の方々も出演してくださる大変豪華な会です。
入場無料、是非お越しくださいませ。

*田無教室の『茶道体験』は 一名様 お菓子など水屋料込みで4.000円、
『華道体験』は 一名様、花代別で3.000円と致します。 花代は2.000円です。
現在「見学のみ」は承っておりませんので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
・吉祥寺「ドスガトス」華道教室 日時は相談可能・要予約
現在、金曜日の11時から13時半、稽古可能です。直接相談してください。
「ドスガトス」は、スペイン料理店です。この店の一角をお借りして華道教室を開催します。初心者から優しく指導しています。このHP「連絡フォーム」よりお申し込みください。 吉祥寺華道教室 1回 3500円+花代(約1500円〜)
ドスガトスH.P.→ https://www.dosgatos.jp
日々の稽古や、生徒の作品、またプライベートもInstagramとF.B.にアップしています。
https://www.instagram.com/sado_kado_ritsuko/
よかったらご覧ください。
西武新宿線沿い 西東京市 田無駅より徒歩11分の表千家茶道教室・池坊華道いけばな教室 蓮心会 高森 梨津子
令和6年 京都で学びの後に。
(令和6年 京都池坊中央研修学院 総合特別科 生花教室、3年次 3期(10月)の報告と一緒に書いていたら、長くなってしまったので 分けます。)
さて、学校で使った花材などで最終日は、お世話になった友人宅に お花をた〜くさん!部屋中に飾ります。


そして今回、学校が終わった後に、京都でお世話になっている友人と久しぶりに一泊旅行へ行くことにしました。目的地は淡路島。
淡路島へ向かう道中、「ちょっとだけ寄り道‥」と徳島まで。京都から車なら直ぐなのね~~鳴門公園で鳴門の渦潮を海上散歩なかなかの迫力!友人が選んでくれた淡路島の Air bndは景色が最高ですこぶる快適 。夜は「さと味」で美味しいお魚のお造り。ベラ・タイ・鮑、天ぷらやお寿司も堪能!車海老の頭と尻尾は塩焼きにしてもらいました〜締めは穴子の押し鮨。ここの茶碗蒸しが魚の出汁が引き立って絶品でした♡


淡路島は若狭、志摩と並び、日本古代から「御食国(みけつくに)」と呼ばれ、平安時代まで皇室、朝廷に海産物を中心とした御食料を貢いだ国。人徳天皇の項には毎日飲む水までもが、この島から水までもが朝廷に運ばれていたそう!朝廷お墨付きの淡路島の食材!
なんといっても淡路島は古事記、日本書紀に綴られた国生み神話ゆかりの地。最初に誕生したのは「おのころ島」。古事記・日本書紀によると、おのころ島で夫婦となった伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二柱の神は、日本列島を次々に産んでいく。その中で最初に生まれた島が「淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)」こと、淡路島であると記されています。おのころ島神社へお参りしたら、近くに天の浮橋(あめのうきはし)もある。『神代の昔、国土創世の時に二神はお立ちになり、天の沼矛(ぬまほこ)を持って海原をかき回すに、その矛により滴る潮が、おのずと凝り固まって島となる、これが自凝島(おのころじま)。二神はこの島に降り立たれ、八尋殿(やひろでん)を建て、先ず淡路島を造り、次々と大八洲(おとやしま)を拓かれた』と記載されています。天照大神を祭る「葦原國(あしはらこく)」の神話の伝承地は、畑の真ん中にポツンと。
その後、瀬戸内海国立公園「成ケ島」へ、渡し船で5分。ここは照葉樹林の森、池、干潟、岩礁、砂地、塩沼地、アマモ場など多様な自然環境が残されています。ハマボウやハママツナなどの貴重な海岸植物、ハクセンシオマネキやアカウメガメなどの貴重な生物が生息する尊い自然が残る宝島だとか。
最後に素敵な建物が気になる「農家レストラン陽 燦燦」へ。建築家 坂 茂氏の設計でした。坂 茂氏の「禅坊 靖檸(せいねい)」は、北淡路の森に突如現れるヨガと座禅のリトリートとして有名です。この島は、「パソナ」の会社が移り色々と開発が進んでいるようです。
東京へ帰ったら色々大変だけど、この久しぶりで楽しかった旅行を胸に、頑張ります〜〜感謝♡
そして、翌日月曜日は28日!大徳寺で利休さまの月命日で開かれる月釜が開催される日。毎月28日に大徳寺の何処かの塔頭で開かれている「月釜」は、初心者からプロの方までどなたでも参加できる素晴らしい茶会です。
私の師匠は過去三回、玉林院で開かれました。その時、 半東として参加させていただいたことがありますが レベルが高くて、とても勉強になるので京都に来るときに上手く日程が合えば伺うようにしています。
といってもなかなかその機会には恵まれないのが現実ですが。今回はバッチリ!参加しない手はありません。笑
京都在住の蓮心会京都支部長、私の表千家短期講習会卒の同期、蓮心会社中の料理長金子さんの二人は日帰りで参加。4人で「興臨院」「瑞峯院」「聚光院」「玉林院」の四席席入りすることができました。
聚光院では皆で利休さまや茶の湯にまつわる方々の墓参りをしたり、お茶人冥利に尽きる幸せな時間をたっぷりと過ごしました。各席で2服戴くので、4席分のお抹茶8杯と4種類の主菓子と干菓子(汗)。もう甘いものは… と思っていたのですが…

大徳寺の塔外のお寺を散歩していたら、何やら美味しそうな醤油と白味噌の香り…その先を見ると お団子を焼いているではないですか!こんな美味しそうな匂いの前を素通りできるわけがありません。勿論いただきましたよ〜〜
よく学び、よく遊んだ10月下旬。東京に帰ったらまた怒涛の日々に流されてしまうことは必須ですし、来月の七夕華展もあり、大変ではありますが、エネルギーをたっぷり吸収しましたので、乗り切れそう?
次は、旧七夕華展の報告でしょうか。納会や、来年の初釜の試作もしなければ。
あっという間に今年も幕を閉じますね。無事に一年を過ごすことができることに日々、深く感謝しています。
日々の稽古や、生徒の作品、またプライベートもInstagramとF.B.にアップしています。(上記は11月13日に Instagramにアップしました。)
https://www.instagram.com/sado_kado_ritsuko/
よかったらご覧ください。